お知らせ一覧
2014年03月
2014.03.31
さがつく「東日本大震災復興・防災活動支援基金(仮称)」分野指定寄付助成事業を設立します!



2014.03.31
みさかえの園むつみの家 総合発達医療福祉センター 診療部長 近藤 達郎
この病気を治す薬はありません。症例も極めて少なく、生命予後もわかりません。
しかしながら、皆さまのご寄付のおかげで、2014年1月から全国の医療機関等のご協力をえて、第一次調査に着手し、国内に患者が30名程度生きておられるのではないかと推測しているところです。
現在、確認された患者の状態について把握する第二次調査を実施しており、並行して患者家族会の入会についてもお話をしています。
患者が予想よりも多く、調査研究費が当初見込みよりも増えることになります。
2015年2月又は3月をめどに全国の患者家族の交流会にあわせて、調査研究成果発表を佐賀で行い、キックオフにしたいと考えています。
この取り組みをきっかけに他の難病にもこうした活動が拡大していくことを願っています。
まだ、調査に着手したばかりで、再生医療など莫大な研究費を皆さまからの貴重なご寄付によってお願いするまでの思いには至っておりません。費用対効果に自信がないのです。
1番染色体長腕部分トリソミー症候群は、患者が少なく世界中にデータがないので未知の病なのです。
一方で、この1、2年で先が見えてこないともう研究は終わりではないかという危機感を持っています。次のステップにいけるかどうかの瀬戸際にあると思っています。
こうした状況の中で、募金を引き続き行っていただけることはとてもありがたいです。
この病気の子ども達は、生まれる前から幾つもの生命の危機を乗り越えてきた"命に縁のある子たち"です。
この病気の子ども達の日々を支える社会を創り上げるために引き続きご協力をお願いいたします。
みさかえの園むつみの家 総合発達医療福祉センター 診療部長
長崎大学医学部 臨床教授 近 藤 達 郎
2014.03.31
特定非営利活動法人 佐賀県難病支援ネットワーク 理事長 三原 睦子
「1番染色体長腕部分トリソミー症候群」は、これまで国内での報告例がほとんどなく、世界でも30例程度と推測されていた全くと言っていいほど知られていない難病です。ほとんどの場合、出生時に死亡するといわれています。
2013年12月に、この病気の治療研究開始と患者家族同士の出会いの場を創るために始めた募金活動は、たくさんの方々のご協力により、300万円を超える寄付を頂戴いたしました。心から御礼申し上げます。
おかげさまで、みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家(長崎県諫早市)の近藤達郎先生を中心に国内の約20名の先生による調査研究が始まりました。
この超希少難病を患う患者は、佐賀県を始め全国各地に存在することが明らかになり、2014年3月時点で、国内の18医療機関に29名の患者さんが受診されていることを確認することができました。そして、この患者さんたちの状況を調査する二次調査が開始されたところですが、そのほとんどは未成年の子ども達だったのです。
彼らとその家族は何れも「国内で同じ病気の患者はいないだろう」と説明を受け、正確な情報が全く無い中で治療、療育、リハビリを手探りで進めていくしかないのです。
調査の結果、患者さんが予想よりも多く、当面調査研究費の増加が見込まれ、本格的な研究に着手いただくには億を超える研究費が必要です。
研究グループの立ち上げにはまだまだ時間がかかりますが、小さなお子さんを含む患者が懸命に生きている間に。国内で研究者有志による世界初の本格的な研究が着手されることを願っています。
難病が「治る」と言う奇跡を起こすお手伝いを継続してよろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 佐賀県難病支援ネットワーク
理事長 三 原 睦 子
2014.03.31
1qトリソミー 患者家族 代表 幸 篤志
現在4歳になる息子が生まれてすぐに、医師からは、息子と全く同じ染色体の異常は日本のみならず世界的にも恐らく報告がないと言われました。染色体異常の根本的な治療法は無く、合併症の対処療法しかありません。その合併症は複数に渡り、生まれた時は、心臓、呼吸器、消化器に疾患をかかえ、医師からは「最悪の事態も覚悟するように」と言われるほどでした。
ですから、私たち家族は「この運命を受け入れる」ことしか出来ず、何もしてやることが出来ない無力さを感じながら、これまで過ごしてきました。
しかし、2013年12月の募金活動開始以来、日本のみならず国外の方からもご寄付をいただきました。そして多くの皆さまから励ましのお言葉も頂きました。
「早く病気が治るといいですね」
「奇跡が起こることを願っています」
その言葉が通じたのか。。。2014年2月、小さな奇跡が起こりました。
「プリン食べたい!」と言って自分から一口食べたのです。生まれてからほとんど口からミルクを飲むことなく、チューブからの食事で育った息子にとって"口から食べる"ということがどれほど大きな一歩だったのか。その小さな奇跡は「私たち家族が"希望"を持たなくては!」という気持ちにさせてくれたのです。
皆さまから頂戴したご寄付のおかげで2014年3月15日には山口県下関市で初めて同じ患者・家族とお会いすることができました。最高に笑顔が素敵な5歳の女の子でした。その時の感覚は今でも忘れません。子ども達は無条件にお互いを受け入れあい、親同士は"昔からの親友"に再開したような、「やっと会えましたね!」と自然に声が出る温かい雰囲気に包まれます。そして大きな安心と勇気を同時に感じることが出来るのです。
私たち患者家族は、この病気を宣告されたとき大きな絶望を味わいます。「症例が無い」「仲間がいない」「専門医がいない」「生命予後不明」・・・・「何ひとつ正確な情報が無い」
そのような実状から何かを変えていくことが、そう簡単では無く、それは重々承知のうえのことです。ただひとつ言えることは、継続した活動が必要だということです。そして患者家族同士が出会い、繋がっていくことは、これまでの絶望や辛さを共有出来、前に進むことを後押しするものだと信じています。また、この継続した活動の先に本格的な研究が待っているのだと信じたいです。
この病気の本格的研究が開始され、患者と家族が"希望"を持って生きていけるお手伝いをしていただければ幸いです。
1qトリソミー 患者家族 代表
幸 篤志
2014.03.28
「寄付の文化を広める」キャッチコピー入賞作品決定!

1 金賞
『さぁ だれかの明日になれ。』 受賞者:富永 裕貴さん(神奈川県横浜市) 作品に対する想い:寄付で未来をみることができる人がいる。私達はものやお金を渡しているのではなく、私達があたりまえのようにみている未来、つまりは明日に思いを馳せるきっかけを与えているのだという思いを込めました。2 銀賞
『小さなエールが大きな未来へ』 受賞者:水口 愛さん(栃木県下都賀郡壬生町) 作品に対する想い:ひとりひとりの寄付は小さくても、そのエールが集まって、大きな未来につながってゆくことを表現しました。 『恋人にキス。夢に寄付。』 受賞者:佐藤 文浩さん(北海道上川郡当麻町) 作品に対する想い:夢に寄付するのが当たり前の世の中になればという思いを込めました。3 銅賞
『寄付します! 地域が未来が 好きだから』 受賞者:小寺 光雄さん(愛知県名古屋市) 作品に対する想い:今住んでいる町と地域が気に入っているから、私は進んで寄付をします。 『未来を支える貯金箱』 受賞者:本田 いづみさん(東京都武蔵野市) 作品に対する想い:寄付により、未来を支えるための原動力になると思います。 『寄付でつたわる「善意の連鎖」』 受賞者:中島 一翠さん(佐賀県鳥栖市) 作品に対する想い:寄付によって、善意が広がって佐賀県がよりよくなればいいなと思いました。4 選考委員長による講評
選考委員長 宮副直記(株式会社佐賀広告センタ― 営業開発室 室長) 「寄付の文化を広める」キャッチコピーには県内外から965作品という多数の応募をいただきました。寄付に関しての関心の高さが反映された応募数となったと思います。 金賞に選ばれた「さぁ だれかの 明日になれ。」につきましては作品そのものが読む人を手招きする力強さを感じさせるものとなっており、作品に込められた「明日に思いを馳せるきっかけ」という作者の言葉にも審査員一同納得させられました。 今後、寄付の文化を広める啓発活動を行っていくにあたり、どのような啓発物に添えても訴求力があるという点においても高評価となりました。 主催:佐賀県 企画運営:公益財団法人 佐賀未来創造基金 CSOを支援する資金循環創出事業 ※ CSOとは、Civil Society Organizationsの略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、自治会、婦人会、老人会、PTAなども含めた社会的な組織・団体のこと。2014.03.26
(3/27)第2期「きょうぎん未来基金」助成金贈呈式のご案内
当財団は、株式会社佐賀共栄銀行(所在地:佐賀県佐賀市、頭取:山本孝之、以下 きょうぎんという)が当財団への寄付を通じて「きょうぎん未来基金」(以下 当基金という)を組成されたことを受け、平成26年2月20日から3月11日の期間に助成対象団体を募集させていただきました。
その結果、県内8団体よりご応募をいただき、厳正な選考の結果、4団体(総額100万円)への助成を決定致しました。
つきましては、当基金の助成金贈呈式を下記の通り開催致します。贈呈式には、助成対象団体をはじめ、きょうぎんより山本孝之頭取、当財団より山田健一郎理事長らが出席予定となっております。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
・寄付金贈呈式および 第2期「きょうぎん未来基金」助成金贈呈式
日時:平成26年3月27日(木) 午前10時30分より
場所:ホテルニューオータニ佐賀 てんざんの間(〒840-0047 佐賀市与賀町1-2 TEL: 0952-23-1111)
本件プレスリリース⇒20140326_第2期きょうぎん未来基金_贈呈式.pdf
2014.03.18
『39day~あなたに、「ありがとう」を伝えたい~』
『39day~あなたに、「ありがとう」を伝えたい~』を平成26年3月21日(祝・金)に開催いたします。
詳細は下記をご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
「ありがとう」って伝えられる相手がいる、シアワセ。
「ありがとう」って思える自分がいる、シアワセ。
そんな想いで・・心を込めて・・
【日 時】
3月21日(祝・金) 12:30~15:00(受付12:00より)
【場 所】
TOJIN茶屋2F 佐賀市唐人2丁目5-12
【参加費】無料 ※シフォンケーキや珈琲のチャリティ販売があります。
【定 員】30名程度
【当日の内容】
<1>団体発表(パネルトーク形式)
「事業指定寄付プログラム※」として走り始めた県内の3つの団体を招き、経過報告、募金活動の営み、支援者への想いを発表していただきます。
■■■ 発表団体 ■■■
◎オヤモコモ◎
~手を繋ごう子どもたちの未来のために~「人の優しさで孤育ての不安を和らげたい!」
◎NPO法人佐賀県難病支援ネットワーク◎
超希少難病「1番染色体長腕部分トリソミー症候群」の幸奏汰くんを助けたい!」
◎NPO法人SACASクラブ◎
MOTTAINAIプロジェクト―サッカーシューズを世界の子どもたちへ!!―
<2>39(サンキュー)タイム
この取り組みに関わってくださった皆さまと「ありがとう」を伝え合う、あったか~いお時間を設けています。内容は・・当日のお楽しみ♡
<3>チャリティ交流会
ご志援者の方々によるシフォンケーキや珈琲のチャリティ販売があります。交流会のお供に是非どうぞ♪
【主 催】公益財団法人さわやか福祉財団
【協 力】公益財団法人佐賀未来創造基金
【運 営】NPO法人さが市民活動サポートセンター
チラシ ⇒ 39day.pdf
2014.03.16
職員募集について追加のお知らせ
「公益財団法人 佐賀未来創造基金 職員募集」について下記の内容を追加しておりますので、ご応募をお考えの方につきましては確認くさいますようお願いいたします。
~~ 記 ~~
■締切
1.3月18日(火)17時
(下記準備物は3月19日(水)17時必着)
■面接日
3月20日(木)
※時間は後日連絡します。
■準備物
1.論文(作文) タイトル
「5年後に佐賀未来創造基金で実現したいことと自分自身の役割」
原稿用紙5枚以内
2.履歴書
~~以上~~
職員募集についての内容はコチラ(http://www.saga-mirai.jp/information/2014/02/000496.html)をご確認ください。
2014.03.16
千葉県のNPO法人から県立ろう学校に、難聴者向けスピーカー寄贈
【佐賀が誇る寄贈の事例】
佐賀県立ろう学校にNPO法人ユニバーサル・サウンドデザイン協会から難聴者向けスピーカーが寄贈されます。
NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会(理事長 中石 真一路)では、難聴の方々に少しでも聞こえやすい環境を提供する「きこえのあしながさんプロジェクト活動」を展開されており、このたび、その活動の一環として、同協会から佐賀県立ろう学校に、難聴者向けスピーカー『COMUOON(コミューン)』が寄贈されることになりました。
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kisha/_78341/_78924.html
■NPO法人ユニバーサル・サウンドデザイン協会(http://u-s-d.jp/)
2014.03.10
事業指定寄付『幸奏汰くんを助けたい!』の寄付マップ(3/10時点)
事業指定寄付の『超希少難病「1番染色体長腕部分トリソミー症候群」の幸奏汰くんを助けたい!』について、プロボノ※として『奏汰くんを助けたい!』の寄付活動に加わる特定非営利活動法人 さが市民活動サポートセンター様の協力を得て、これまでの寄付者の各都道府県ごとの所在地と寄付額についてマッピングして頂いております。
<3月10日時点>
現時点の寄付総額については下のリンク先よりご確認ください。
研究の開始と他の患者・家族との出会いを
団 体 名:特定非営利活動法人 佐賀県難病支援ネットワーク
理 事 長:三原 睦子
目標金額:3,000,000円
寄付総額:3,435,747円(2014/3/11 現在)
寄付人数:354名(2014/3/11 現在)
※プロボノ・・・ラテン語のPro Bono Publico(公共善のために)を語源とする言葉です。「何かできることはないかな?」 そんな私の経験・体験を、「私たちの暮らす"まち"の必要なコト・モノ」に活かす活動です。
・詳しくは→「Probono Saga Style / プロボノSAGAスタイル」
<奏汰くん寄付者マップ(3月10日時点)>

<奏汰くん寄付額マップ(3月10日時点)>

【事業ID:2-A】 『超希少難病「1番染色体長腕部分トリソミー症候群」の幸奏汰くんを助けたい!』

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